オゾンは酸素原子（O)が3個結合した物質で特有の生臭い臭いをもちます。

オゾンは大気中にも微量ながら存在し、酸素分子が紫外線や雷の放電で化学変化をおこして生成されます。自然界ではオゾン層に10〜20ppm、海岸で0.1〜0.3ppm程度、街中では0.005ppm程度の濃度で存在しています。

オゾンは非常に活性が高い物質のため、常温で常に分解し1〜2時間（オゾン水は数十分）で酸素に戻ります。

オゾンはこの活性（反応性）の高さから各種物質を強力に酸化させる性質があります。
これにより、除菌・漂白・脱臭といった各効果を発揮します。特に除菌効果については、ほとんどあらゆる菌種に効果が認められ、O-157を始めとする大腸菌群やクリプトスポリジウム、レジオネラ菌などにも塩素の数十倍の除菌効果を発揮します。

給水・給湯管オゾン洗浄工法は、酸素を化学変化させたオゾンを水道水に溶解させたオゾン水を配管内部に高速流で流して洗浄する工法です。

オゾン水の強力な酸化作用により配管内部に発生したスライムや錆コブ等の、有機物を酸化分解させ、さらに滅菌処理を施しながら異物除去を行います。

さらに、定期洗浄を行うことにより腐食状態を抑制します。

従来の給水管対策工法（ライニング工法・脱気・磁気装置）よりも低コストのメリットがあり、繰り返し施工を行うことが可能です。

給水・給湯管オゾン水洗浄工法は定期洗浄に最も適し、あらゆる条件の給水管に対応可能で安全な洗浄システムです。

主な特徴

�@.管路内に研磨剤や薬品等を注入しないため、材質に負担を掛けずに短時間処理で給水管洗浄が可能です。配管素材を選ばないので（塩ビ管・ステンレス管・鋼管も可能）給水管と共に給湯管や給湯器も洗浄できます。

�A.工期・断水時間が短く、仮説配管の必要がないため住人の負担が軽いのが特徴です。工事後はすぐに水が使えます。

�B.液体のオゾン水を配管に注入する為、管の隅々までメンテナンス効果が生じます。

�C.洗浄後、水溶性の錆を除去し抑制効果もあります。

�D.強い殺菌力でO-157やレジオネラ菌をはじめとするバクテリアを滅菌します。

�E.オゾンは自然物質ですぐに酸素に変化するために残留物が無く（水と反応すると、約20分で消滅）安全性に大変優れています。

�F.コスト面で従来工法の1/3〜1/6の低価格を実現しています。

当社の施工実績はコチラです。（PDFファイルとなっております）